チェコのテニス選手を知っていますか？？
男子女子ともに世界30位内に3名、100位内に男子4名、女子6名。
国別対抗戦で優勝していたり、ジュニアランキングのトップにいるチェコ選手は昔からとても多い。
なぜこんなにチェコ選手がグランドスラムで活躍できるのか。
日本テニスの育成にもきっと活かせることがたくさんあると思いますので少し調べてみよう！
🔷なぜテニスが強いのか。。
クラブの多さ
多くの小さな都市でも独自のテニスクラブがたくさんあるそうです！！
全国に約1,260のテニスクラブがあり、比較的身近にテニスをすることができます。
国内の試合に出場する登録選手が約18,000人以上。クラブ会員数が50,000人以上いると言われています。（チェコのNewsサイト：Seznam Zprávyの記事より）
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ちなみに日本は、、
公益社団法人日本テニス事業協会の2024テニスクラブ・スクール会員在籍数調査では、加盟事業所数が527事業所。
一般会員152,906名、ジュニア62,080名。合計約215,000名。
人口比で考えると、日本は約0.2%、チェコは0.5％🧐
クラブ数の割にチェコの会員数が日本より少ないのは、おそらく少人数制でレッスンを行っているのかもしれない。
クラブの経営方法や資金源などの問題も気になるけど、生徒一人一人に対してより集中して育成できるメリットがありますね😄
熱狂的な親の支援
チェコでは、高い運動能力のある女の子を持つ親が、テニスに通わせる可能性が高いと言われています。8〜9歳時にプロで活躍できるような支援を初めていくそうです。
そこで、女子選手が特に活躍している背景にはこんな理由もありました😄
・女性アスリートで大きな賞金を稼げるスポーツとして、国内ではかなり人気！
・女子選手の方が男性よりも比較的に、準備に誠実で練習に対する忍耐力がある。
特に子どもたちの夢のために、ビジネスキャリアを捨てて時間と資金を捻出することにとても熱心なご両親もいらっしゃいます。
企業や補助金、団体など、たくさん資金サポートをしてくれる事業を必死に探して、パーソナルコーチや理学療法士、トレーナーへの費用、遠征にかかる宿泊費用、健康的な食事などをケアをケアしています。
もちろん、親御さん自身も、朝食一つをとっても栄養バランス、量、さまざまな面から試行錯誤し勉強しているそうです！
熱心に子どもの夢に尽くしている親は、時々周囲からこんな厳しい質問を受けるそうです。
「その時間と労力が彼らにとって価値があるのか。上手くいかなかったらどうしますか？」
それに対して「決してそれは分からない。何を求めるのか、何が上手くいかないのか、ポジティブなエネルギーを持ち、全力で（その解決に）尽くします。」※Seznam Zprávyのインタビュー動画より
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ここまでできる親がいるのかホントに。。金銭的な援助は必要だけど、日本でも親が全部出してあげてるんだろうか。。
チェコは、比較的に欧州でも賃金が低く生活費が高い国として知られています。
富裕層の家庭であっても、資金集めはかなり難しいそうだ。
どんな苦労があるのかもっとより深く知りたいかもな。また、子どもたちのプロで活躍したいという欲望、渇望、、夢を達成するハングリー精神などもどのくらいか、気になりますね。
みなさんはどう思いますか？？
テニス協会とクラブとの連携
大きな大会の遠征費用、ナショナルトレーニングセンター、コート、ジムなどを提供しています。
年齢別に３段階のテニス発展プロジェクトがあります
１、10歳〜12歳
２、12歳〜14歳
３、15歳〜18歳
定期的に地域クラブと連携をとり、ジュニア選手の育成を担当し、高い才能が見込まれる選手はより質の高い3つの主要センター（テニスクラブ）へ移籍し練習していく。
それがコチラ↓
・チェコ・ローンテニスクラブ
・TKスパルタアカデミー
・TK Agrofert Prostějov
またさらにもっと早い年齢（10歳以下）にフォーカスした、ベビーテニスシステムがあります。チェコでは、ベビーテニスの時代からスカウティング活動が行われています。
2023年のウィンブルドンで優勝したマルケタ・ボンドロウソバは、幼少時代に、このキッズ向けテニストーナメントで才能を見出されて主要センターへ練習拠点を移したそうです。
もちろん幼い頃から、フィジカルのケア、怪我の予防や保険保証サポートが整っています。
親御さんやコーチなど選手をサポートするチーム全体が、トレーニングに対して、包括的に、プロフェッショナルにアプローチをして、優れた理学療法、ストレッチ、食事療法などを行うことが重要だと考えいています。
実績がある選手が多い
【女子】
🔴カロリーナ・プリスコバ
キャリア最高1位、WTAツアー通算17勝
ウィンブルドン：準優勝
全米オープン：準優勝
🔴ペトラ・クビトバ
キャリア最高2位、WTAツアー通算31勝
全豪オープン：準優勝
ウィンブルドン：優勝
🔴マルケタ・ボンドロウソバ
キャリア最高 6位、WTAツアー通算2勝
全仏オープン：準優勝
ウィンブルドン：優勝
【男子】
🔴トマーシュ・ベルディヒ
キャリア最高 4位、ATPツアー通算15勝
ウィンブルドン：準優勝
🔴トマース・マハツ 24歳
キャリア最高 20位、
全豪オープン：ダブルスベスト４
技術力の高さ
足元が優れていて、ロブやアングル、ドロップなど幅広いショットを繰り出している。
名門テニスクラブ一覧
【プラハ】
🔵チェコ・ローンテニスクラブ
チェコで最も歴史が長く権威あるテニス複合施設です。
8,000人収容できるセンタコートがあり、屋外クレーコート15面、ハードコート4面。
競技者レベルの子供向けに特化したトーナメントやチーム選手権、トレーニングキャンプがたくさん開催されています。
特に3〜9歳までの選手の育成に重点を置いています。
マルケタ・ボンドロウソバ選手も、ここのスクールでトレーンングを行っていました！
🔵TKスパルタアカデミー TK Sparta Prague
10〜14歳をユーステニスセンター
15〜18歳をトップトップスポーツセンター
住所：Za Císařským mlýnem 1115/2, 170 00 Praha 7-Bubeneč,
◎Pliskova Tennis Academy
住所：Pod Plynojemem 164, 180 00 Praha 8,
◎LOBボフニツェ LOB Bohnice. tenisu
住所：Bukolská 570, 181 00 Praha 8, チェコ
【プロスチェヨフ】
◎TK Agrofert Prostějov
住所：Sportovní 3924/1, 796 01 Prostějov 1,
【プルジェロフ】
TK PRECHEZA Přerov
住所：U Tenisu 158/16, 750 02 Přerov I-Město,
【パルドゥビツェ】
LTC Pardubice
ジュニアテニスの強化に定評がある。ジュニア選手権を毎年開催。
イヴァン・レンドルやマルティナ・ナブラチロワ、ペトラ・クビトバなど、多くの選手がここからキャリアをスタート。
住所：Labská 15, 530 02 Pardubice I,
ちなみにチェコってどんな国？
正式名称はCzech Republic（チェコ共和国）。発音はチェックと言ったほうが言いそうです😅
首都
プラハ
東京〜プラハ
18時間前後（乗換１回）
国民の性格
控えめで礼儀正しく親切な方が多いみたいです！
また働く女性が多く、男性が控えめにしているシーンがよくあるとか！お酒が入ればおしゃべりが大好き！
いいな〜〜行ってみたい！！
言語
大多数がチェコ語で話されています。
「こんにちは」が「Dobrý den（ドブリー・デン）」
「ありがとう」が「děkuji（デクイ）」
郷土料理
スヴィチコバー（野菜と牛肉をニンニクや生クリームなどで煮込んだ料理）
グラーシュ（牛肉と野菜をしっかり煮込んだシチューのような料理）
お酒
人気のお酒はピルスナーウルケル。そしてビールの一人当たり消費量が世界一！！！
観光地
プラハ城、聖ヴィート大聖堂、ジブリの世界観を体験できる街並み😆
人気のスポーツ：アイスホッケー、サッカー、バイアスロン。
たくさんの方が水泳、サイクリング、ハイキングもしているそうです。
治安ランキング
22位。 日本10位
人口
約1,060万人。 神奈川県が約920万人
面積
約78,000㎢。 北海道が約83,000㎢
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ここまで読んでくれて、いつもありがとうございます
参考：
※2：World Bank 2023年
※3：外務省領事局政策課 国（地域）別在留邦人数推計 2024/1
本記事の内容についてまだまだ勉強中ですので、記事の信用性、数字のついてかなり違う部分もあると思います💦訂正が必要な箇所がありましたら、ぜひご指導いただけますと嬉しいです🙇
それでは次回のブログもよろしくお願いします！！
ドッペコーチ
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